《五十四帖 夢浮橋(ゆめのうきはし)》
紫式部の原本の締めくくりは
「…とぞ本にはべめる」
(浮舟を隠しているのではないかと思うのだった、と本に書いてある。)
不可解な終焉。
橋は此岸と彼岸をつなぐ
人々が出合いすれ違い
そして別れていく
夢と現(うつつ)をつなぐ橋
表面に銀箔を熔着させた後
市松模様を
散らし気味に削り出して
浮かび上がらせる
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第47回日本伝統工芸近畿展に入選した
「蜻蛉玉源氏物語全五十四帖」
この蜻蛉玉各帖のデザインをもとに
このほど「『帯留』源氏物語全54帖」
の制作を開始いたしました。
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硝子の帯留めは
通す帯締や背景の帯の色目によって
見え方が変化します
白っぽい帯締や帯は
ガラス内部の色を鮮やかに
黒っぽい帯締や帯は
表面の加飾を強調します
外形
縦 : 約 2.0 cm
横 : 約 2.6 cm
厚 : 約 1.5 cm
穴径
縦 : 約 1.1 cm
厚 : 約 0.5 cm
素材 : ガラス・金箔
付属 : 桐箱
¥22,000
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。